2005-03-23 第162回国会 参議院 予算委員会 第15号
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほども申し上げましたように、お互い保険料で支えるということは無理があるということで、既にもう税金を投入しているわけであります。 問題は、これからどの程度税の負担を国民全体でしていくべきかという問題と、今の分かれている制度を全体一元化すべしという議論と、段階的にしていった方が現実的じゃないかという議論があります。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 先ほども申し上げましたように、お互い保険料で支えるということは無理があるということで、既にもう税金を投入しているわけであります。 問題は、これからどの程度税の負担を国民全体でしていくべきかという問題と、今の分かれている制度を全体一元化すべしという議論と、段階的にしていった方が現実的じゃないかという議論があります。
増税も嫌だという状況の中で、 少なくとも社会全体で支えるんだったならば、何らかの財源調達方法を考える場合は、お互い保険料を拠出して将来に備えようじゃないか。そして公費も投入しましょう。なおかつ、サービスを受ける利用者からも負担をいただきましょう。この組み合わせしかないんです。 今も御答弁されました。
ということから、少なくとも社会全体で支えるんだったならば、何らかの財源調達方法を考える場合は、お互い保険料を拠出して将来に備えようじゃないか。そして公費も投入しましょう。なおかつ、サービスを受ける利用者からも負担をいただきましょう。税金と保険料と利用者の負担、これからだれが政権をとろうが、この組み合わせしかないんです。
ふやすにしても減らすにしても、お互い保険料を払っているという観点から、むしろ給付と負担のあり方としてより選択の基準もできるし、負担と給付のあり方についても関心を持っていただくようになるし、そういう面において私は、現在の日本の状況が年金・医療保険方式になじんでいるものですから、むしろ公費と保険の組み合わせの方が理解を得られる。